明治32年創業 老舗割烹・小万梅のオーナー 佐藤一晶さん




本日のゲストは
明治32年創業 老舗割烹・小万梅のオーナー
佐藤一晶さんです。
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(株)梅小花通信社を立ち上げ
人と人をつなぐ地域情報誌
月刊Oh!Shun (お〜!しゅん)
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http://www.oh-shun.com/index.html

を発行して今年で4年目。
街づくりに対する想いをたくさん伺いました。

ではさっそくインタビューをお聞きください。


◆はじめから後を継がれるおつもりでしたか?

子供のころは後継ぎという気持ちはなくて
母が医者だったので、どちらかというと
そのあとを継いだら・・・という周囲の期待もあり
そのプレッシャーの方がありましたね。

それで高校までは理系の勉強して
でも大学受験に失敗して、
ちょっと向いてないかなあ・・・
もともと思考は文科系なもので
ここで方向転換、文系の大学に進み
後を継ぐのであればホテルで勉強するのがいいのではと
御茶ノ水にある山の上ホテルに勤めました。

山の上ホテルはとてもユニークで
中卒・高卒・大卒といっしょに採用するんです。
それで同じ仕事をさせる。
大卒は私がはじめてで、それまでは不定期採用
だったんですね。
だから私が悪ければ、今後の大卒採用はないと
プレッシャーをかけられましたが・・・

フロント、ページボーイからはじまり
すべてやり、たいへんいい勉強になりました。
サービスの基本をみっちり学びました。
それがいまだに生きていると思っています。

その後2年ぐらい経ったころ
アメリカに行ってみたくなり
・必ず戻ってくること
・報告書を提出すること
を条件にアメリカ留学。

サンフランシスコ、バークレーの大学で
2年半ほど勉強。
アメリカはエネルギーを感じました。
時代が動くエネルギーです。
当時、自分にお金があったら
日本で展開したいビジネスがいっぱいでしたね。

山の上ホテルに戻って、
レストランを任されました。
そのときのシェフが仙台のフランス料理の
草分けのような方で、そこでフランス料理の
サービスを勉強させてもらって
そのノウハウで水沢にラ・ネージュという
フランス料理店をオープンしました。
7年ほどやりましたが、
これくらいの人口のところで
単一料理店はすこし難しかったですね。

それで店を閉めて、もう一度丁稚奉公。
千葉のマンハッタンホテルで
フロント、レストラン、企画、営業・・・
一兵卒からすべてやりました。
そこで7年ぐらいですか、
そろそろ戻ってきたら・・・ということで
平成9年に戻ってきました。

本当にいろいろな経験をさせてもらえた
環境に感謝ですね。


◆「Oh!Shun」を発行するきっかけは?

地域が合併して奥州市ができたときですね。
・地域の活性化
・人口10万ぐらいの街にはタウン情報誌が
あるものですが、それがなかった。
・合併しても意外と隣の街を知らない。
そいうことがきっかけでした。

最初はA4の裏表、2色刷りぐらい
友人2人ぐらいで月一回だったらやれるかな
と始めたことが、
やっていくうちにいろいろ欲が出てくるもので
準備号などありましたが、
今の形になって3年半です。

ターゲットは女性。
動いてお金を使える人!
やはり女性の方がアクティブでエネルギー
があると思いますよ。
ということで編集室のスタッフは全員女性。

そしてコンセプトは
"街を楽しく! 人を元気に!"

街を活性化するには、地域でお金を使う
ということが必要です。
地域にお金が落ちる仕組みを作らないといけない。
地域でお金を使うことが
結局自分のところへ帰ってくるということを
もっと啓蒙していかなければと思います。

地域の中で情報を共有して
地域のお店を応援することが
街の活性化になります。

やってみてわかることですが、
皆さん情報を欲しがっています。
そして地域にはすばらしいものがたくさんあります。
それを引き出してスポットライトを当てる。
そうすることで街も人も元気になる。  

※私もいつも楽しみにしている「Oh!Shun」ですが
細部に女性目線の工夫がされていることに
改めて驚きです。


◆モチベーションは何でしょう?

地域に対する愛着ですね。
地域を何とかしないとという思いもあるし、
育ててもらった感謝もある。
すばらしい先人のものも継承していかなければ
と思いますし、
時代に合ったものも提供していきたい。

必ず何かいい方法があるという
思いでやっています。


◆今後の展望は?

県内第2の地域づくりですね。
花巻・北上・一関などといっしょになって
それぞれの特徴を生かして
たとえば奥州だったら
農産物、住環境の整った教育水準の高い街とか。

それぞれの地域が役割分担をしっかりやって
県南の四市が一体となってやっていくのが
いいのかなと思っています。
それで「Oh!Shun」ですが、奥州だけでなく
エリアを県内にしています。


◆子供たちへのメッセージをお願いします。

どこに行っても、いつかはここに帰ってきて
ほしいですね。
子供たちは地域の財産ですからね。
外で学んできたものをここで発揮してほしいですね。
やる気のある人を応援できる
そういう環境をつくりますよ。

どんな時代になっても、物を作る人が一番強い
と思っているんですよ。
農業をはじめ、ここには物作りの環境がある。
職業選択のときに、そういうことも
考えておくといいと思いますね。


■編集後記

街づくりのアイデアは多方面に亘り
その発想とエネルギーには驚かされます!
やりたいことは山のようにあると
おっしゃっていましたが
想いは確実にかたちにされています。

3月には「Oh!Shun」3年間の総集編として
岩手県南飲食店ガイド「あばいん」
が発行されるそうです。
楽しみですね〜!
「あばいん」持って食べ歩き!
新たな発見で街も人も楽しく・元気!!!





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